バストが大きくならない原因とは?

バストの大小は遺伝で決まる?!

 

よく、うちの家系は貧乳家系だから、おっぱいの小さいのは仕方がないとか、遺伝だから諦めているという方がいますよね。

 

はたして、バストの大小を決定するのは遺伝性によるものか?昔からさまざまな議論がありましたが、現在の医学および美容業界の見解では、遺伝との相関性は低いというのが常識となっています。

 

むしろ、遺伝するのは太りやすい体質やストレスを受けやすい性格などが多いといわれており、直接的に胸の大小そのものが遺伝によるものとは考えにくいといえます。

 

でも、“現に母も私も胸が小さい”という方もいらっしゃるでしょうが、それはむしろ、同じような生活環境や同じような食習慣を共有していること、そのことの方に原因があることがずっと多いのです。

 

ばってんをしている女性

 

生活習慣がバストを小さくする?!

 

あなたの生活習慣はどのようなものでしょうか?

 

例えば宵っ張りで睡眠時間が少ないこともバストの成長を妨げる原因になります。

 

夜中近くまで起きているのは、自律神経のアンバランスを生じさせるため、血流やリンパ液の正常な流れを滞らせる原因ともなり、体内の老廃物や毒素の排出を阻害することになります。

 

バストを成長させるためには、バストに栄養や血液がきちんと届けられなければなりませんが、生活時間の乱れは、そうした体内の循環機能に悪影響を及ぼすことになるのです。

 

食習慣がバストに影響する?!

 

あなたは食べ物の好き嫌いはありませんか?

 

糖質の摂り過ぎや、逆に極端なダイエットなど、偏った食生活はバストアップに良くありません。

 

バストアップのためには、乳腺の活性化が必要ですが、そのためにはバストに十分な栄養素が必要になります。

 

ジャンクフードばかりの食生活や、好きなものばかりを食べているようなアンバランスな食生活は今すぐに止めたほうが良いでしょう。

 

タバコ、アルコールはバストアップに悪い??

 

喫煙はバストアップにとっては禁忌(タブー)です。

 

タバコに含有されるニコチンは、血管を収縮させるため、バストアップに必要な栄養素の循環を阻害してしまいます。さらには、バストアップに不可欠な女性ホルモンの分泌を抑制することもわかっています。

 

タバコは健康を害するばかりかバストアップにも悪影響を及ぼします。美しいバストを創りたいと願っている女性の方で喫煙者の方は今すぐタバコを止めて下さい。

 

禁煙

 

では、もうひとつ飲酒はどうでしょうか?

 

アルコールの摂取がバストアップに悪影響があると書かれているサイトがあります。たしかに、バストの小さい人は酒が強く、大きい人は酒に弱いという傾向があるそうですが、これは、主に女性ホルモンの分泌が影響しているのです。

 

アルコールが体内に取り入れられると、消化管で吸収し肝臓で分解されます。

 

この吸収分解のプロセスが早い人をいわゆる“酒が強い”というのですが、女性ホルモンはこの肝臓の分解作用を抑制するという働きがあることから、結果的に女性ホルモンの分泌が活発で、バストの大きな女性は酒に弱い、ゆえに、飲酒はバストアップを妨げるという印象になるのです。

 

ですが、実際のところはアルコールとバストアップの間には相関関係は全くありません。

 

とはいえ、女性は男性に比べてはるかにアルコール摂取によって健康を害する確率が高いことがわかっていますので、飲酒は適量に抑えるほうが良いでしょう。

 

 

何気ない癖がバストアップに関係する??

 

日常生活の何気ない癖が、バストアップを妨げている場合もあります。

 

そのひとつが姿勢です。

 

パソコンやスマホを見るために、私たちは常に前かがみで首を突き出した、いわゆる“猫背”の姿勢でいることが多くあります。

 

パソコンを見る女性

 

長時間猫背の姿勢を続けていると、常に胸郭が閉じた状態になります。

 

胸郭が閉じていると、バストアップに必要な酸素や栄養素がバストに十分行き渡らなくなります。

 

また、バストを吊り上げるための大胸筋も衰えていくことになります。悪い姿勢があなたのバストを小さくしているのです。

 

もうひとつは呼吸です。

 

丹田に力を込めてする腹式呼吸は、ストレス解消やリラックス効果などがあり、健康のためには推奨される呼吸法ですが、バストアップにはあまりよくない呼吸法だといわれています。

 

これは、腹式呼吸ばかりしていると、内臓が下がり、胸郭も開かないといわれているからです。

 

それとは逆に、胸式呼吸は胸郭が開き、胸の筋肉にも刺激を与えることができるうえ、バストアップに必要な酸素や栄養素がバストに十分に行き渡ることができるのです。

 

もちろん、日常生活すべてで胸式呼吸を行っていたのでは、息が浅くなったり肩で呼吸するような状態になってしまいますので、バストアップに有効なエクササイズなどの時に胸式呼吸を行いましょう。

 

女性ホルモン

 

女性ホルモンはバストアップと最も関係が深いといわれています。

 

その証拠に妊娠時にはバストが大きくなりますよね。あれは、女性ホルモンが普段の何十倍も分泌されるからなんです。

 

では、逆に女性ホルモンの分泌が滞ったとしたらどうでしょうか?当然バストの成長を妨げることになりますが、その要因は私たちの日常生活の中にさまざまな形で潜んでいるのです。

 

生活時間の乱れやアンバランスな食生活、過労や睡眠不足など、そうしたストレス要因に対し女性ホルモンはすぐに反応し、そのバランスを崩してしまいます。

 

自らの日常習慣や生活環境を今一度省みることが必要になってきます。

 

このように、バストが大きくならない原因は様々あるのですが、では、バストを大きく育てるためにはどうすればいいかを次のページで解説していきます。

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